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雪の上のラブレター  5

昨日の朝、8時~9時ごろに
なんと! パチパチパチと合計46回もの拍手が~~~っ!
1日トータルで74 回もパチパチと!
こんなに拍手もらえたのは、はじめてです。

ホンっとうれしいなあ……
これはきっと子どもをほったらかしでPCに向かってる私へのご褒美ですよねっ!
コメないのでどなたか分かりませんが、
多分作品を連続して読まれた2-3人の方じゃないかと!
やる気たっぷり充填ですよ~。

虹色の雨も寄り道して大丈夫なのかとちょっと心配でしたが、拍手を頂けているので安心しました。
さあさあ、勝手に勢いにのらせてもらい、このお話は3カップルだしますよ~
その分長くなりそうです……が。





翌日の放課後、爽子はまた何冊ものスノーボードの本を、
抱えていた。
昨日相沢が、もう一度を教えてくれるといったので
また図書室に行くつもりだ。

「おーい、風早、行こうぜ」
「ちょっと待って、ジョー、今行くー!」
風早がカバンを肩にかけて教室をでようとした時、
本を抱える爽子を見かけて声をかけた。

「黒沼、また図書室行くの?」
「うん。 今日、また相沢さんにスノーボードのこと、
教えてあげるっていわれてるの」

「えっ……?」

「昨日、いわれたの。また今日おいでって」

「…………」
黙ったまま、風早が表情を曇らせる。
そのままふうーと長いため息をついて、
自分の肩にさげていたカバンを机の上におろした。

「……俺が、教えるよ」
「えっ?」
「俺が教えるから。 行かなくていいよ」
「風早くんが?」
「うん。 行かなくていいよ。 ……行く必要、ないから」

静かな、しかし断固とした言い方だった。
そのまま風早は何かいいたげに爽子を見つめている。
思いがけない風早の言葉に、とまどっている爽子を見かねて、
隣にいるあやねが口をはさんだ。

「風早、あたしが一緒に行くから、大丈夫よ」
「……矢野が?」
「そう、あんた今日約束あんでしょ。
ホラ、ジョーたち、ドアのとこで待ってるわよ」
「……そっか。じゃあ、悪いけど、頼むよ」
風早はホッとしたような表情を見せた。

風早が教室を出ていった後、
爽子とあやねは、階段を下りて図書室に向かった。
図書室のドアを開けると、昨日と全く同じ場所に相沢が腰をかけている。

「爽子ちゃん、こっちこっち」
片手をあげて爽子に向かってやさしく笑いかけた。

爽子があやねのことを紹介すると
「オッケー、じゃあ、良かったら一緒におしえてあげるよ。
俺、これでも一応インストの資格あるから。 
何か役に立つかもよ」
そういってあやねは自分の正面に座らせ、
爽子は昨日と同じように隣に座らせた。

「よし、じゃあ、昨日の続きだね。
停まりたい時はどうするかってとこだね」
パラパラと本をめくりながら、説明をはじめる。


爽子ちゃん? 随分なれなれしいのね……、
あやねは相沢をジロジロと見た。
                       
……背も高いし、ルックスもまあまあ。
女には不自由してなさそうね。
健人も女に優しいけど、コイツのほうが強引そう。
女の扱いになれてて余裕もありってね。
それに……自分に自信もってそうだわ。
爽子なんて簡単に、落とせるって思ってんじゃないの?

まあ、でも一見紳士っぽく見えるから、
爽子も親切な人って思いこんでるみたいね。
下心を見せないヤツ程、危ないんだけど!

……それにしても親切なのはいいけど、
ちょっとなれなれしくない?
笑うたびに、いちいち爽子の肩に手をおくなっつうの!

ひと通り相沢の説明を聞いた後、あやねが急にガタンと立ち上がった。

「ありがと。もう、これからはあたしが爽子に教えるから。
お・世・話・様」

「あ、あやねちゃん?」
あやねの急な行動に驚いている爽子を横目に見ながら、
「さ、爽子行くよ」
と帰り仕度を促した。

「じゃあ、今度はスキー場でゆっくり教えてあげるね」
相沢は爽子の肩に手を置いて、耳元でささやいた。


二人が図書室から立ち去った後、
本を片付けながら相沢はふっっと軽い笑みをうかべた。

……うまく逃げられたって感じかな?

それにしてもあの黒沼って子。 すっげー真剣!
スノボが特に好きって訳でもなさそうだったけど、
あんなに一生懸命になるもんかねえ……

相沢は思い出したようにクスッと笑った。

特別かわいいってワケじゃないけど、
あんなに純情なタイプ、今時なかなかいないよな?
ちょっとみつめただけで赤くなっちゃうし。
昨日なんかほんのちょこっと手が触れただけで、
真っ赤になっちゃってさ。
すっげー新鮮!!

そして先週のハンバーガーショップでの橘と風早の会話を思い出して、肩をふるわせてクックと笑いだす。

オクテな彼氏と純情な彼女か……
風早がグズグズしてるなら、俺がもらっちゃおっかなーー。

鼻歌まじりで本を片づけ出した。




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