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ナサケはひとのためになる? 6



ここまでお付き合い、本当にありがとうございました。














隣に座り込んだまま、お互い黙り込んだままの時間が流れる。
風早は、どういう風に話せばいいのかと思案したものの、
うまい言い方が思いつかないために、
結局、思ったまんまを素直に言うことにした。

爽子は、相変わらず全然わかっていないようで
顔に疑問符をはりつけたままだ。


「あのさ、黒沼。さっきの話だけど…
黒沼はさ、そのままでいいんだよ。
別に何もしなくてもいいんだ。
何ていったらいいか…
俺はそのままの黒沼がいいんだよ」


「そのままの私…でいい?
そのままって何もしなくていいってこと?」
とまどいをかくせないように不安そうな顔で
風早を見上げた。


「黒沼は黒沼のままでいいんだよ。
別に俺は、その、スタイルがどーとか。
そんなことはどーでもいいことなんだ」

「このままでいい?
何も変わらなくていい?」
そうだったの?
私またかんがえすぎちゃった?
風早くんによく思われたくて。
風早くんに嫌われたくなくて。
素敵な女の子って思っててほしくて。

「ありがとう、風早くん。
私、ホントにこのままでいいのかな…」
混乱した様子であちらこちらと泳いでいた
爽子の瞳がまっすぐに風早をとらえた。

「俺は!」(//////)

「俺は!!
外見で黒沼を見てるわけじゃない!」
「とにかく!!」
「そのままでっ!!」(//////)

「……大好きなんだよ!」(//////)
いいんだ…
オレは黒沼のいいとこ、いっぱい知ってるんだ…
みんなのために頑張ったり…
ほかの人のために涙を流したり…
決してあきらめなかったり…

そうだよ。こんなに、だれかの事が好きになるのは
俺にははじめての事なんだ。

「ホント、こんなの黒沼にだけだから!」

風早は恥ずかしそうに少し照れたような笑い顔をした。

「風早くん…」(//////)
なんだか色々考えすぎてしまった私だけど。
風早くんは、そんな私の事をいつもわかってくれて…
私の不安を解きほぐしてくれる。

安心する言葉をくれる。
笑顔をみるだけで
心がポカポカになる。

イヤなことがあっても
つらいことがあっても
風早くんの笑顔をみると、私の心はホントにぱあっと明るくなるんだ。

「私、いろんな事にあんまり自信というものは
…持てないんだけれども。
ひとつだけ自信があるものがあるの…。
風早くんに対する気持ちだけは
大好きだと思うこの気持だけは
自信…あるの」(//////)

それを聞いた風早は、恥ずかしそうに前髪をかきあげていった。
「いっしょだよ。俺もだ…」

「もともとは、俺がへんな事いっちゃったからだよな。
ホント、ごめんな。」

「いえっ!いえっ!わたしこそ、はしたなくて///」

「いや俺のほうが!」「私のほうが!」

クスッっとお互い見合わせて微笑みがこぼれた。

「「一緒だね」」

嬉しそうな爽子の顔をみながら、
こうやって黒沼となんでも話していきたいと思った。
黒沼が悩んでいることは俺も一緒に考えたい。

でも俺だけが。 俺一人が… 
黒沼のいろんなトコ
知ってたいってワガママな気持ちも確かにあるけれど。
胸のことは相談にのれないけど。(//////)

「風早くんと、いつもこうやって
色々一緒にはなしていきたいな」

黒沼も俺と同じ気持ちをいってくれた。
俺はとても幸せな気持ちになって、
自然に、彼女に触れたいと思って、
黒沼と手をつないだ。

このままずぅっと、ずぅっとこの手を放したくない。
つないでいたいって俺は心から思った。

「明日もまた一緒に帰ろうな」

俺の言葉を聞いて黒沼の笑顔が夕日のまぶしさと一緒にはじけた。









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